11 Aug. 2019 & 14 Sep. 2019
デンシャを求めて東南アジアはマレーシアに渡航してきた。
マレー鉄道のフラッグシップ列車 ETS(Electric Train Service)として運行されている中国中車製クラス93電車。マレーシアの主要都市を結び、メーターゲージ路線では世界最速の140km/hに達する速度を誇る。マレーシアの鉄道は、周辺の他国と比較しても、その車両の多くが非常に近代的で、効率的な運行がされていると感じさせられる。
ETSから貨物まで一通り撮影
ここマレーシアは熱帯地方のためとても虫が多く、撮影地はアリや蚊だらけ
特にこの地方の蚊はデング熱等の感染症を媒介するため、虫除け対策は必須だ。
途中見慣れた機関車が停車している駅があり慌てて下車。
この機関車、元々JR西日本のDD51-1106型で、マレーシアの保線会社に引き取られ、線路改良工事のために使われているのだとか。この異国の地で日本の鉄道車両に再会することができたのは、鉄道ファンとして非常に感慨深い瞬間だった。
このマレー工臨、沿線でぜひ撮りたい被写体となり、次回の宿題としました。
マレー鉄道の通勤電車は、クアラルンプールを中心に数種類が運行しており、どれも近代的なデザインのものが多い。ほぼすべてが最新のクラス92型電車で運行されているものの、ラッシュ時には旧型車も登板! 無事に撮影することが出来た。
こちらはクアラルンプールの都市鉄道“Rapid KL”
マレー鉄道の通勤電車と比べて圧倒的に列車本数が多くとても使いやすい交通手段として親しまれていた。