カテゴリ:鉄道



フランス国鉄の客車列車を撮る
2025年5月撮影 欧州の中でも在来線列車の電車化・気動車化で進んでいるフランスでは、客車列車の運転地域は数えるほどしか残っていない。そんな残り僅かな客車列車を求めて、春のヨーロッパ遠征、四カ国目はフランスへ。 アルザスに生き残るRRR型客車...

スイスの旧型機関車を撮る
春のヨーロッパ遠征、三カ国目はスイスへ。 今回の目的は、スイス連邦鉄道の旧型電気機関車「Re420型」。かつては花形機として幅広く活躍していたものの、客車列車から電車列車への置き換えが進み、活躍の場は減少。現在は一部の夜行列車と貨物列車、入換運用などで細々と運用が続いているのみである。

オーストリア鉄道の湘南顔
2025年4月 春のヨーロッパ遠征、二カ国目は中欧オーストリアへ。 今回の目的は、オーストリア連邦鉄道の旧型電気機関車「Rh1144型」。いわゆる“湘南顔”と呼ばれる、二枚窓で鼻筋の通ったフロントフェイスが印象的な車両だ。かつては花形機として幅広く活躍していたものの、今では次々と投入される新型機の陰に隠れ、活躍の場は減少。首都ウィーンでも、一部の近郊列車などで細々と運用が続いているのみである。

ブラチスラバのタトラカー
春のヨーロッパ遠征、一か国目は中欧、スロバキア共和国から始まった。目的地は首都ブラチスラバ。チェコスロバキア時代から走り続けてきた路面電車を記録するためだ。 ČKDタトラ社が生み出した路面電車「タトラカー」は、かつて東欧諸国の都市交通の主力として活躍してきた。ここブラチスラバでも例外ではなく、70年以上に渡って市民の足として走っている。だが時代の波には逆らえず、新型車両の導入が進むにつれ、タトラたちは次々と姿を消しつつある。全廃の足音が聞こえてきた今、この街に残されたタトラカーの記録を残すべく、ブラチスラバにやってきた。

  函館本線 山線(小樽-俱知安-長万部)...

上海レトロトラム

カンボジアを走るキハ183系
2023年3月に引退を迎えたJR北海道の特急車両キハ183系。これらの車両は遠く海を越え一部の車両はアフリカへ、また一部の車両は東南アジアの地で活躍しているという。 ラストランまで追いかけた北海道民として、異国で活躍するキハ183系の勇姿を是非見てみたいと思い、来る年末年始は東南アジアはカンボジアへ渡航することにした。

20時58分、台湾の客車急行「莒光號653次」が新竹駅に到着。 最後部に連結された青色の荷物車では様々な荷物の積み下ろしが行われていた。日本からは消滅してしまった鉄道小荷物輸送の荷扱い作業である。 台湾鉄路では荷物輸送が今も現役で、荷物専用列車こそ既に廃止されているものの、旅客列車の端に荷物車を連結する方式で細々と運行が続いている。

台湾糖業鉄路 勝利號を撮る
かつて台湾は精糖産業が盛んで各地にサトウキビ畑が広がっていました。これらの畑で収穫されたサトウキビを運ぶため、台湾南部に張り巡らされていたのが軌間762mmの製糖鉄道。その殆どが既に廃止になっているものの、一部は観光鉄道に生まれ変わり週末にはトロッコや小火車が運転されています。 台南市新営区にある新営糖厰 八翁線もその一つ。ここでは日本製の気動車「勝利號」が運転されているそう。 今回はこの勝利號を狙うため、台湾に訪問することにした。

韓国に唯一残された旧型電車 ソウル交通公社旧1000系を求めて韓国を訪問した。 旧1000系は現在車齢35年。韓国では以前まで鉄道車両の法定耐用年数が定められていて、基本的には製造後25年を経過した車両は廃車することになっていた。 しかし、2012年にこの制限が撤廃されたため、延命工事を受けた上で韓国最古参の電車として現在も運行を続けている。

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