31 Dec. 2019
2020年の大晦日、チェコの首都プラハに降りちました。
プラハでは街中にトラムの線路が広く張り巡らされていて、東側の国ではよく見かけるタトラ製の電車が多数走っています。
特にタトラT3と呼ばれる車両は一部の鉄道ファンの間で人気を博しています。
そしてプラハ市電23系統はnostalgic lineと呼ばれていてタトラT3の中でも未更新の車両が保存運転されています。
今回はそんな23系統を中心に撮影しました。
こちらは一部区間で23系統と線路を共有する15系統。
車両はタトラT3M2の8080-8051号です。
T3M2は足回りがチョッパ制御に改造され、ボディは新造車体に載せ替えられた車両です。
新造車両に載せ替えても基本のデザインを変えないのはとても好ましいです。
8080号の顔をアップで撮影。
いや〜、カッコ良いですねぇ!
撮影時は行先表示が幕かと思っていましたが、よく見てみるとマグサイン式になっているんですね。
プラハの街並みをバックにT3R.Pを撮影。
この車両は系統表示器が拡大されていて系統+行先の両方が出せるようになっています。
プラハの車両の大多数はこのタイプの行先表示を装備していますが、やはり私は小さいタイプの幕が好きですね
ここでは型式写真を撮るために専用軌道区間へ移動しました。
ヨーロッパのトラムは乗降扉が右側にしかない事が多くタトラT3も同様です。
というわけで進行方向左側から撮るとドアが写らないので不格好になってしまいます。
進行方向右側から撮るとドアが写ってカッコ良い!
この7234-7235号はタトラT3SUCSです。
チェコスロバキア向けに新製導入された車両で現在は23系統で多数走っています。
この日は終始曇天でしたが一瞬だけ日差しが差し込むタイミングがありました。
「原型T3が来てくれ!!!!」と強く念じたもののやって来たのは新型の連接トラム
このタイミングでT3が来てくれていれば…。
シュコダの車両もカッコ良いのですがやはりタトラカーには叶わない…
この金太郎塗りの銀色タトラカーはT3R.PLFという低床車化改造された車両です。
この写真、色んな車が写っていてお気に入り写真になりました。
T3の離合シーンを撮影。
同じ車両ですが前面と後面で顔付きが全く異なりますね。
とにかくタトラT3だらけなのでこのような続行シーンも度々見られます。
プラハは他都市と比べてとにかくT3の在籍数が多いです。
ヨーロッパ感溢れるの街並みをバックに撮影!
と思いきや、よく見るとマック、ケンタ、スタバ、バーキンと見慣れたチェーン店が並んでますね。
何だか日本に引き戻されたような感覚です。
というわけで非常に短い時間ですがプラハを満喫出来ました。
カツカツ旅程のため数時間しか滞在できなかったのでまた再訪したいですね。
次は夜のプラハで撮りたいんじゃぁ!