重慶軌道交通

2024年5月撮影

重庆轨道交通2号线
重庆轨道交通2号线

 


中国内陸部の巨大都市、重慶。

起伏が激しく平地が殆ど無い重慶では、高低差に強い都市交通として、中国では珍しいモノレール路線が複数建設されている。

重慶モノレールの鉄オタ的注目ポイントは、やはり大阪モノレール2000系と同一デザインの車両が走っていること。日本の技術を利用して建設されたため、車両も大阪と同一設計のものが投入されているのである。今回はそんな日式モノレールを求めて重慶を訪問することにした。


大阪タイプの車両が走るのは重慶軌道交通2号線。この路線は総延長30kmに達し、モノレールとしては世界第二位の路線長を持つ。(世界一位は同じく重慶の軌道交通3号線)

また、世界一位の編成長である8両編成のモノレールが走っているなど、とにかく規模の大きいモノレール路線である。


まずは各形式の編成写真を狙うことにした。



CCD型
CCD型


軌道交通2号線の主力車両 CCD型。 世界最長の8両編成モノレールとして有名な最新型車両。日本製の在来車よりも輸送力が大きいため、半数以上の列車がこの車両に置き換わっているとのこと。    



QKZ2型 グレー調塗装
QKZ2型 グレー調塗装
QKZ2型 白色塗装
QKZ2型 白色塗装
QKZ2型 新塗装
QKZ2型 新塗装



重慶軌道交通を一躍有名にさせた大阪モノレール2000系にそっくりなQKZ2型。 日立製作所で設計、中国で製造された6両編成の車両で、大阪モノレールの車両と同一のデザインになっている。




 

社会主義サイバーパンク


大阪モノレールLv.100
大阪モノレールLv.100
アジア最長の大河 長江を望む
アジア最長の大河 長江を望む


李子垻駅


マンションの中にモノレールが突っ込んでいることで有名な李子坝站
マンションの中にモノレールが突っ込んでいることで有名な李子坝站
山肌にしがみつくように建設されたマンション。駅の南口は地上1階、北口は8階に位置するダイナミック構造になっている。
山肌にしがみつくように建設されたマンション。駅の南口は地上1階、北口は8階に位置するダイナミック構造になっている。
マンションに突っ込むCCD型
マンションに突っ込むCCD型
李子垻駅を背に走るCCD型。地上の広場には凄まじい数の人民が見えるが彼らは全員が李子垻駅に突っ込むモノレールを撮ろうとしている観光客。これは間違いなく世界的有名撮影地であろう。
李子垻駅を背に走るCCD型。地上の広場には凄まじい数の人民が見えるが彼らは全員が李子垻駅に突っ込むモノレールを撮ろうとしている観光客。これは間違いなく世界的有名撮影地であろう。
夜の李子垻駅。観光客がいなくなる終電間際は絶好の撮影タイム。
夜の李子垻駅。観光客がいなくなる終電間際は絶好の撮影タイム。