福井鉄道 Esslingen GT4

10-11 Apr. 2021

新型冠状感染症の影響で長らく海外鉄が出来ず暇を持て余していた今日この頃。


福井鉄道でドイツ製トラムの臨時運転があるという話を聞き、久々の海外鉄(?)として北陸の地へと向かいました。


福井鉄道 F10形 Esslingen  GT4
福井鉄道 F10形 Esslingen GT4
今回の狙いはドイツ シュツットガルト市電で使われていたエスリンゲン機械製造所製のGT4形。

ドイツでの用途廃止後、外国型電車での観光振興を目論んだ土佐電気鉄道が購入し1990年に日本へやってきた車両です。
それから20年以上が経った2014年、土佐電でも使用されることが無くなった同車両を福井鉄道が購入。新たにRETRAM(レトラム)という愛称が付けられ春と秋に臨時運行されています。

三十八社-泰澄の里
三十八社-泰澄の里

福井の麦畑が広がるエリアを走るGT4形。

ドイツ時代は市街地を走っていたため見ることのできなかった風景です。

GT4形は様々な地域に輸出されましたが、田園地帯を走るのはきっと福井だけでしょう。


福井城址大名町-福井駅
福井城址大名町-福井駅

往年の装いをそのまま残している車体。

2両目側面に貼られている“WÖSSNER”と書かれているのはドイツの家具店の広告です。(つい先日に潰れたようですが…)


運転席
運転席

運転席にもドイツのものが数多く残されています。

特徴的な形のマスコンは力行19段、制動16段と国産車よりも細かいものとなっています。


車内
車内

座席は2+1列のクロスシート配列。

モケットは土佐電気鉄道に移籍した際に交換されているのでドイツ時代のものではありません。

シュタッドバーンの路線図がそのまま残されていたりと芸が細かいです。


仁愛女子高校-福井城址大名町
仁愛女子高校-福井城址大名町

市街地では併用軌道を走ります。

軌道部が石畳なのがちょっと海外っぽい…?

いつかドイツ製自動車を借りて並走させて写真を撮ってみたいです。


鳥羽中-三十八社
鳥羽中-三十八社
福井城址大名町-仁愛女子高校
福井城址大名町-仁愛女子高校

というわけで1年ぶりの海外鉄を楽しんできました。


今回はドイツ旅行ということでパスポートを持参したのですが空港でのパスポートチェックはありませんでした。

日本もシェンゲン圏内になったのでしょうか…?