東北サファリパークのバス

2022年5月撮影

 

 

福島県二本松市に位置する東北サファリパークに行ってきました。

 

当記事では園内の放し飼いエリアを走るサファリバスについて紹介します。

系列の岩手サファリパークよりも比較的新しい車両が多く、P-規制の車両は残り僅かとなっています。

 

なお、東北サファリパークはバスではなくマイカーまたは代車で巡るのが主流です。

サファリバスは多客時の臨時限定で使用されるため普段は稼働していません。

 

 

 

キリン1号

P-MK116J   1986年式

 

最古参車両であるキリン1号は86年式三菱MK。

ボディは呉羽自工製の観光タイプとなっています

全国的に見てもかなり貴重な車両で今も現役なのは驚きです。

車体側面にあるロゴのフォントも他の車両とは違うため、かなり昔から園内で働いていたのでしょう。

 

 

 

 

トラ(小)

U-MP218K   1991年式

 

東京都交通局→福島交通のエアロスターM。

都営X代の生き残りで路線バスタイプの車両はこの1輌のみでした。

岩手サファリパークにいる前後扉P-MPとは違い、こちらは前中扉U-MP。

都営バス時代は側面方向幕が前扉横にありましたが福島交通時代は中扉横に移設されたので、方向幕の枠が2つあるのが特徴でしょうか。

 

 

 

 

新ホワイトタイガー号

U-UA440LS   1991年式

 

7Bボディの日産ディーゼルU-UA。

リアの3連テールがカッコ良いですね。

出自は不明ですが最近サファリパークにやってきた車両だと思われます。

“新”ホワイトタイガー号を名乗っていますが旧ホワイトタイガー号は既にいませんでした。

 

 

 

トラ2号

[型式未確認]

 

こちらはMS7系のエアロバス。

車両全景は撮りそびれましたが、ロゴのフォント的にかなり昔から在籍してそうな車両です。

 

 

 

ここから先は車両愛称が不明または愛称無しの車両です。

 

 

(エアロミディ) [型式未確認]

 

ド派手なピンク塗装が目を引く観光タイプのエアロミディ。

他の車両は動物風のデザインですが、何故かこの車両だけ単色塗装でした。

フラミンゴのイラストが貼られているのでフラミンゴ号でしょうか。

 

 

 

 

(エアロバス) [型式未確認]

 

キリン柄のMS8系エアロバス。

窓を開けて動物たちと触れ合うサファリバスという性質上、ハイデッカー&幅の広いメトロ窓の車両はあまり適さない気がしますが乗り心地は良さそうですね。

 

 

 

 

(マイクロバス) [型式未確認]

 

大型車に混じってマイクロバスもいました。

車種の判別は出来ていませんが、W41型の日産シビリアンまたはいすゞジャーニーです。

 

 

 

サファリバスの紹介は以上です。

この他、ガーラミオを1台確認しました。

現役で使用されているバスは以上で全てかと思われます。

 

 

 

 

ハイエース・キャラバン

 

サファリバスではなく園内用の代車ですが少し古めのバンも揃っていました。

中央の100系ハイエースは街中では中々見かけなくなった車種ですね。

2代目タイタン 中期型


バスだけでなくトラックも貴重な車両が揃っています。

特に多く見かけたのが80年代製のマツダ 2代目タイタン。

草食動物のエサを荷台に載せて園内を行き交っていました。