船木鉄道

2021年7月撮影


船木鉄道(船鉄バス)は山口県宇部市を中心に路線を展開するバス事業者です。


乗合バスの車両には新型車両が多く導入されていますが、貸切登録の特定輸送車両になると途端に高年式の車両だらけで令和の時代になってもP-規制車が複数残っています。


というわけで今回は船木鉄道の貸切登録車両を紹介していきます。

※車庫内の写真は撮影許諾済み


船木鉄道 山口22か2496

P-RR172BA 1988年式

 

スクールなどで使われているP-規制の日野レインボーRRです。

角目4灯・トップドア・メトロ窓と豪華な仕様となっています。

同時期には路線用に丸目2灯・2扉・サッシ窓のRRも導入されていたようで、同じシャーシでも乗合と貸切で明確に仕様を分けていたようです。

また、新製時は前後ともメッキバンパーでしたが現在はリアのみとなっています。

 

 

船木鉄道 山口22う2572

P-RU638BB 1989年式

 

こちらもスクールで使われている日野ブルーリボン。

ドアから連続窓に向けて窓が斜めにカットされているのが特徴です。

カットが終わる中央部のみT字窓となっています。

路線車は新しいのに貸切車はこんな高年式車も残っています。



船木鉄道 山口200か808

P-MM517J 1990年式

 

こちらはスクールで使われている三菱エアロミディMM。

ヘッドライトは丸目4灯なので角目には無い独立したフォグランプが付けられています。

 

船木鉄道 山口200か1289

U-RU1FNAA 1994年式

 

スクールバスとして使われている日野セレガFM。

最近移籍してきたばかりらしく元は自家用で塗装も当時のままのようです。

日野エンブレムが残っているのが嬉しいですね。

 

 

船木鉄道 山口22う3152

U-RA520RBL 1995年式

 

こちらは日産ディーゼルのスペースウイングⅠ、西工92MCを架装しています。

 

 

船木鉄道 山口200か900

KC-MM319J 1997年式

 

スクール用の9m大型車、エアロスターMMです。

あまり生産数の多くない車種ということもあり若干貴重な車両かもしれません。

船鉄バスの貸切登録車はとにかく珍しい車両だらけですね…

 

船木鉄道 山口200か95

KL-LV774R2 2000年式

 

貸切用のガーラです。古い車から新しい車まで一通り揃っています。