インド遠征③ チェンナイ近郊鉄道

撮影 : 2023年1月

𝘊𝘩𝘦𝘯𝘯𝘢𝘪 𝘚𝘶𝘣𝘶𝘳𝘣𝘢𝘯 𝘙𝘢𝘪𝘭𝘸𝘢𝘺
𝘊𝘩𝘦𝘯𝘯𝘢𝘪 𝘚𝘶𝘣𝘶𝘳𝘣𝘢𝘯 𝘙𝘢𝘪𝘭𝘸𝘢𝘺

 


コルカタでの撮影を終え、次に訪問したのは南インドはタミル・ナードゥ州の州都チェンナイ。

インドの中でも比較的治安が良い地域で、デリーやコルカタと比べるとかなり衛生的な街でした。


また、チェンナイはインド有数の発達した通勤電車網を持つ都市でもあります。

複々線を4ドア12両の電車が次々と行き交う光景はまるで東京の電車のよう。車両もどことなく日本の国電に似ている気がします。





チェンナイ近郊鉄道は北線、西線、MRTS、南線の計4路線。

南線はLEDライトの車両ばかり、MRTSは全線高架なので、今回は北線と西線を撮影した。




 

チェンナイ サバーバン鉄道 西線

撮影地 : 𝖵𝗒𝖺𝗌𝖺𝗋𝗉𝖺𝖽𝗂 𝖩𝖾𝖾𝗏𝖺 - 𝖯𝖾𝗋𝖺𝗆𝖻𝗎𝗋



チェンナイで最初に訪問したのは西線の𝖵𝗒𝖺𝗌𝖺𝗋𝗉𝖺𝖽𝗂 𝖩𝖾𝖾𝗏𝖺駅付近

午前順光でバリバリのトラディショナルアングルが狙える。

沢山の通行人が線路内乱入しているので適当な場所でカメラを構えよう。



金太郎塗装の103系
金太郎塗装の103系
編成によって少しずつ塗り分けが異なる。
編成によって少しずつ塗り分けが異なる。
快速列車。ドアから人がはみ出ていて中々の混雑具合だ。
快速列車。ドアから人がはみ出ていて中々の混雑具合だ。

 

 

日本の103系に似た豚鼻ライト&1枚窓の電車はチェンナイの主力車両。

とにかく沢山走っていて様々な塗装パターンがあった。

同じ型式でも編成によって微妙に塗り分けが異なるのがインドらしい。

 

 

 

大本命の激渋電車。剥き出しのジャンパー連結器がゴツくてかっこいい。
大本命の激渋電車。剥き出しのジャンパー連結器がゴツくてかっこいい。
中間車に新型車両が紛れている混結編成。窓の大きさが違う。
中間車に新型車両が紛れている混結編成。窓の大きさが違う。
黄色と緑のツートンカラーの電車に加えて、コルカタやムンバイでよく見かける派手な塗装の車両も少しだけ走っていた。
黄色と緑のツートンカラーの電車に加えて、コルカタやムンバイでよく見かける派手な塗装の車両も少しだけ走っていた。
近郊区間外から直通してくる3ドアの中距離電車。
近郊区間外から直通してくる3ドアの中距離電車。


複々線区間の緩行線側は通勤電車が概ね5-10分間隔ほどで走っている。常時ダイヤが乱れてるので実際は1分間隔で次々と来るタイミングもあれば、数十分列車が来ないタイミングもあった。

 

急行線を走行する長距離便も撮影した。
列車線は主に機関車牽引の列車が走る。
列車線は主に機関車牽引の列車が走る。
堂々22両編成で走るSF急行
堂々22両編成で走るSF急行
長距離の客車普通列車
長距離の客車普通列車


西線は南インドの二大都市、チェンナイとベンガルールを結ぶ大幹線。長距離の優等列車もひっきりなしに走っている。

どの列車も20両超えの長大編成でやってくるのが凄い。





チェンナイ サバーバン鉄道 北線

撮影地 : 𝖪𝖺𝗍𝗁𝗂𝗏𝖺𝗄𝗄𝖺𝗆

3枚窓でジャンパーが無い編成。
3枚窓でジャンパーが無い編成。
103系。金太郎塗りの部分が直線的なタイプ。
103系。金太郎塗りの部分が直線的なタイプ。


少しだけ北線も撮影、走っている電車は西線と同じ感じでした。



というわけで僅か1.5日のチェンナイ滞在は終了。撮影後はそのまま日本へ帰国しました。

インドからの帰国便をチェンナイ発にすると安くなったという理由で、特に目的もなく訪問した都市でしたが案外楽しめました。